前々から計画していた出張の日。
行き先は、岐阜県・土岐市の窯元さんでした。
来年のお正月に向けて、商材のセレクトと、オリジナル商品の打ち合わせをするため。
新幹線に乗り込み、いざ出発です。

向かう先は、美濃焼の産地
向かう先は、名古屋のその先。
美濃焼の産地、岐阜県土岐市です。
車窓からは、だんだんと景色が変わっていきます。
山々が近くなり、川が見え始めると、もうすぐ到着の予感。

土岐市へ到着
「とき し」の駅名標を見て、ようやく実感がわいてきました。
駅から車で山道を進み、自然と水が美しい土地へ。
田んぼ沿いの小道を抜けると、窯元さんの建物が見えてきました。

うつわとの出会い、セレクトの時間

暖簾をくぐると、そこはうつわの宝庫。
棚いっぱいに並ぶ器たちは、どれも表情が違っていて、一つひとつじっくり見ていくと時間を忘れてしまうほど。

藍色の染付がぎゅっと詰まった棚には、菊や唐草模様が描かれた湯呑みや、しまもの柄の小鉢、丸みのある花瓶が並びます。

ふと目を上げると、棚の隅にちょこんと座るフクロウの置物が。
思わず頬が緩む、遊び心のある器との出会いもありました。
お正月らしい一枚を探して、朱と藍が映える豆皿や、松竹梅をあしらった小鉢を手に取り、吟味していきます。
一枚ずつ重ねられた皿をめくるたび、新しい柄が顔を出して、選ぶ手が止まりません。

職人さんの手仕事
工房の奥では、職人さんが小さな器に向かって、黙々と筆を動かしていました。

机の上には、絵付け前の白い器と、すでに模様が施された器が並び、その違いを見比べるだけでも、絵付けという仕事の繊細さが伝わってきます。
かたわらには、転写紙の図案も。
華やかな柄が、紙の上にそのまま広がっていました。
これが一枚一枚、器の上に写し取られ、職人さんの手によって仕上げられていくのだと思うと、いつも使っているうつわの見え方が少し変わるような気がします。

別の作業場では、女性の職人さんが湯呑みに絵付けをしているところにも遭遇。
FOURGRACEオリジナルのフルーツ柄の蕎麦猪口を絵付けしてくださっている方に、直接お会いすることができました。

筆先に集中するまなざしは、思わず見入ってしまうほど。
描かれる線や色づかいの繊細でやわらかな表情は、職人さんの穏やかであたたかなお人柄がそのまま表れているようでした。
オリジナル商品の打ち合わせ

セレクトと並行して、今回はもう一つの大事な目的がありました。
お正月に向けたオリジナル商品の打ち合わせです。

デザイン案を広げながら、色味や柄の細部まで一つひとつ確認していきます。
「ここはもう少し赤を効かせたい」「この柄ならお正月の食卓に映えそう」
そんな会話を重ねながら、形になっていく過程に立ち会えるのは、何度経験してもワクワクする時間です。

棚には、これまで制作してきた転写紙が、枚数ごとに整理されて並んでいました。
積み重ねてきたものづくりの記録が、棚いっぱいに詰まっている景色に、その歴史を感じます。
掘り出し物との出会いも、今回の出張の楽しみの一つでした。

おわりに

今回セレクトしたお正月の商材は、入荷後に改めてご紹介する予定です。
オリジナル商品の発売についても、決まり次第お知らせします。
出張の様子は、リール動画でも公開していますので、ぜひそちらもチェックしてみてください。
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