七夕の夜に、涼を楽しむテーブルを。
—風が通り抜ける竹の酒器と、涼やかな器たちが奏でる夏の宴—
一年に一度、織姫と彦星が出会うという7月7日。夜空を見上げて願いを込めるこの行事に、今年は少し趣向を変えて「おうち七夕」を楽しんでみませんか?
短冊を飾る笹の葉、風鈴の音、そして心地よい器と料理があれば、それだけで涼やかなひとときを演出できます。
今回はFOURGRACEのおすすめ商品を使った、大人のための七夕テーブルコーディネートをご紹介いたします。
星と笹に願いをこめて──テーブルからはじまる七夕の夜
七夕といえば、短冊に願い事を書いて笹に結ぶ風習が知られていますが、その背景には「節目に心を整え、自然と調和して暮らす」という日本人ならではの美意識があります。食卓にそれを映すことで、日常のなかにささやかな特別感が生まれます。
今年は、季節のしつらえをテーブルから。自然素材の器やガラスの透明感、伝統的な意匠を活かしながら、今の暮らしに溶け込むスタイルで七夕を演出してみましょう。
季節の光を映す、涼やかなコーディネート
テーブルのベースに使ったのは、「ランチョンマット 麻草」。麻と草の素材感が心地よく、通気性と視覚的な涼を両立します。
木漏れ日のように差し込む自然光と、風にそよぐ笹の葉。その景色と共鳴するように、器も透け感や柔らかな彩りを選ぶことで、空間全体がひとつの調和を生み出します。
竹の花器や、ガラス小物などの異素材を組み合わせることで涼し気で風情ある雰囲気を演出。夏ならではのテーブルシーンが完成します。
星空を映す器たち──七夕モチーフのうつわ
■ ガラス茶碗『天の川』
まるで夜空を閉じ込めたような、美しいガラス茶碗『天の川』。京都の職人による繊細な絵付けは、星々の瞬きや笹飾りのきらめきを想起させます。
冷やし茶漬けや前菜を入れるだけで、物語がはじまりそうな一品。テーブルの主役にふさわしい存在感です。
■ 京焼 茶碗「七夕」
織姫と彦星の表情が立体的に描かれた、遊び心ある京焼の茶碗。手に取った瞬間に、七夕の情景がふわりと浮かびます。
お子様の食器としてもおすすめ。家族での食卓に笑顔を添えてくれる器です。
■ 錦彩 七夕 小物入れ / ちりめん飾り 五色の短冊
テーブルに立体的なストーリー性を持たせたいなら、この2点がおすすめ。ころんと丸い陶製の小物入れにはお菓子を、ちりめん飾りは中央や花器脇にさりげなく添えて。
短冊の五色が空間を彩り、目にも涼やかなアクセントになります。
涼を味わう、盛り付けの工夫と器の妙
■ 白マット十草30cm鉢
そうめんや冷しゃぶなど、夏らしい料理をたっぷり盛れる白マットの大鉢。控えめな十草模様が、料理の彩りを引き立ててくれます。
たっぷりの氷を敷いて、薬味を周囲に盛れば見た目にも涼感たっぷり。
■ 笹の葉 硝子中皿
透明なガラスの中に、青緑の笹の葉を浮かべたような中皿。お刺身や冷製前菜など、しっとりとした一品にぴったりです。
視覚的にも「七夕」を印象づける、名脇役。
■ 竹半割皿 / しょいこ付竹珍味篭
竹の素材感そのままに、涼しさと軽やかさを添えてくれる器たち。前菜や酢の物などを盛るだけで、ぐっと涼しげな印象になります。
酒器で楽しむ、七夕の夜の一献
■ 竹型ワインクーラー / 白竹水差し(内スキ溜)
天然素材と職人の手仕事が生む風合いが魅力の酒器。白竹の内側に施されたスキ溜塗りは、注いだ酒の色をやさしく映します。
ワイン、日本酒、冷茶など幅広く使え、涼やかな演出に。
■ 白竹ぐいのみ / 丸竹冷酒徳利
竹の持ち味を活かしたぐいのみと徳利の組み合わせは、七夕の夜にぴったり。
卓上に「静けさ」や「余白」をもたらし、日本らしい佇まいを演出します。
細部にこだわる、夏のしつらえ
■ 笹のカトラリーレスト / ハンドメイド真鍮スプーン
細やかなアイテムがテーブル全体の印象を決めると言っても過言ではありません。
笹のレストは繊細なラインが美しく、真鍮ハンドルのスプーンは、和の空間にほどよいモダンさを添えます。
■ ランチョンマット 麻草 / 竹製3連バスケット
見た目と実用性を兼ね備えた布物や籠は、全体の統一感と軽やかさを演出する名脇役。薬味入れや一品小鉢にぜひ活用を。
終わりに──星に願いを。記憶に残る夏の夜を
FOURGRACEが提案するのは、ただ食卓を整えるだけでなく、「季節を五感で味わう体験」。
七夕という節目に、自宅でゆっくりと食卓を囲むことで、ふだん気づかない美しさや豊かさに出会えるかもしれません。
今年の七夕は、風と光を感じるようなコーディネートで、ご家族と、お友達と、あるいは自分だけの時間をゆったりと過ごしてみてください。
※商品価格はすべて税込表記・在庫状況により変動する場合があります。