落ち着きと涼感を演出する、父の日の食卓
父の日の食卓は、華やかすぎず、落ち着いた雰囲気を意識するのがポイント。
2025年6月15日(日)のこの日は、梅雨の合間の晴れ間が似合う、
涼やかなテーブルがおすすめ。
今回のテーブルコーディネートでは、ガラスの隅切り箱や
透明感のある酒器を主役に据えています。
見た目にも清涼感のある器は、季節感を引き立てるだけでなく、お父さんへの特別な演出にもぴったり。
また、木目のテーブルや竹素材の花器を取り入れることで、自然の温もりと和の美しさが食卓全体に広がります。
父の日にぴったりな和食器の選び方
▲籠目隅切鉢
男性向けのテーブルコーディネートでは、色合いと質感がカギを握ります。
重厚感のある陶器、切子ガラスなどが父の日の雰囲気によく合います。
- ■ 冷酒を楽しむなら、切子や透明感のあるぐい呑み
- ■ お刺身やうなぎには、渋い釉薬の角皿や楕円皿
- ■ 小鉢や珍味入れには、蓋付きのガラス小鉢がおすすめ
お父さんの趣味や好みに合わせて、
器選びも一工夫することで、より一層「父の日らしさ」を演出できますね。
季節のお料理で、お父さんに特別なひとときを
▲丸型 高台プレート
父の日の料理は、高級な食材でなくても大丈夫。
いつもありがとうの気持ちがこもった、丁寧な盛り付けがすべてです。
例えば──
- ・うなぎの蒲焼き:メインディッシュにぴったり。大皿でドン!と演出。
- ・夏野菜の煮浸し:ガラスの器に盛りつけると、見た目も涼しげ。
- ・枝豆や酒肴:竹カゴに紙を敷いて、居酒屋風に演出しても◎
どれも、暑くなり始めるこの季節にぴったりのメニュー。
冷酒やビールとの相性も抜群です。
演出の小物と、心を伝えるひと手間
▲錫箸置き4点セット(鯵・鮭・納豆・蟹)
▲てぬぐいのはんかち ビールに枝豆 (日本製)

▲錫箸置き4点セット(鯵・鮭・納豆・蟹)
器や料理だけでなく、ちょっとした工夫が「記憶に残る食卓」になります。
たとえば、箸置きにこだわる、季節の手ぬぐいをナプキンに使う、
手書きの一言メッセージを添えるなど。
今回のコーディネートでは、おつまみモチーフの箸置きや、スイカ柄の手ぬぐいを活用。
父の日らしいユーモアと遊び心も取り入れました。
さらに、モミジの枝を竹花器に活けることで、
自然との調和を大切にする日本の美意識を表現。
シンプルながら印象的な空間を演出しています。
透明感が映える器づかい:写真で見る実例紹介
ここからは、実際のテーブルコーディネートの写真をご紹介します。
- ・透明ガラスの六角重箱:小鉢を入れても映える、父の日の主役級アイテム
- ・流れるような曲線が美しい冷酒ポット:食卓にやさしい空気を運びます
- ・器の中の青や緑の彩り:食材と器の調和が感じられる工夫


お父様とゆっくりお話をする時間を持つのも良いですね。
父の日を“贈る食卓”で特別な一日に
日々の忙しさに埋もれてしまいがちな「ありがとう」の気持ち。
2025年6月15日(日)の父の日には、ほんの少しだけ丁寧な食卓を囲んで、
お父さんに心からの感謝を伝えてみませんか?
見た目にも美しく、使うたびに心が和らぐ和食器。季節を感じる料理。手書きの一言や、好きなお酒を注ぐその仕草までもが、最高のプレゼントになります。