前回のブログでは、重陽の節句のいわれと、この週末発売の新商品についてご紹介しました。
そして今回は、その器たちとあわせて愉しんでいただきたい、菊と春菊を使ったおすすめレシピを4つお届けします。
どれも特別な材料は使わず、いつものスーパーで揃うものばかり。
それでいて、器に盛るだけでぐっと重陽の節句らしい食卓になる、そんなレシピを選びました。
① 春菊のサラダ

菊皿にこんもりと盛るだけで様になる一品です。すりごまの香ばしさと醤油の塩気が、春菊の清々しい苦みを引き立てます。
材料(2人分)
- サラダ用春菊:1袋(約100g)
- すりごま:大さじ2
- 砂糖:小さじ1
- 醤油:大さじ1
作り方
1.春菊はよく洗い、水気をしっかり切って食べやすい長さに切る。
2.すりごま・砂糖・醤油を合わせる。

3.春菊とドレッシングをさっと和えて完成。

ポイント 春菊は「サラダ用」を選ぶのがコツ。葉や茎がやわらかく、生のままでも食べやすく仕上がります。
② 菊花豆腐のお吸い物

豆腐に切り込みを入れてお出汁を注ぐだけで、菊の花がふわりと開いたようなひと椀になります。
重陽の節句にふさわしい、見た目にも華やぐ一品です。
材料(2人分)
- 豆腐(固めの絹ごし豆腐):1丁(300g程度)→ 2人分なら半丁〜1丁を目安に、1椀あたり50〜60g使用
- お出汁:300ml(1人分150ml)
※出汁の塩加減はお使いの白出汁等の表示濃度に合わせて調整してください(薄める倍率は商品ごとに差があるため)
作り方
1.豆腐を丸型でくり抜く。
2.豆腐の上から、縦・横に細かく格子状の切り込みを入れる。下まで切り落とさないように注意する。
3.お椀に豆腐を盛り付ける。
4.温かいお出汁を静かに注ぐ。
5.切り込みを入れた豆腐が菊の花のように開いたら完成。
ポイント 豆腐は水分が多いとくずれやすいため、しっかり固めの絹ごし豆腐を選ぶときれいに開きます。お出汁は勢いよく注がず、そっと静かに注ぐのがポイントです。
③ 茄子の揚げびたし 白味噌仕立て

揚げたての茄子を白味噌仕立ての漬け地にひたし、けしの実を散らして仕上げます。
艶やかな茄子の紫色が、立ち雛とも美しく響き合います。
材料(2人分)
- 茄子:2本
- 揚げ油:適量(揚げ焼き程度なら大さじ4〜5、素揚げなら多め)
- 白味噌:大さじ2
- 醤油:大さじ1
- 砂糖:大さじ1
- けしの実(トッピング):小さじ1弱
作り方
1.茄子を食べやすい大きさに切る。
2.油で茄子を揚げ、しっかり火を通す。
3.白味噌・醤油・砂糖を合わせて、白味噌仕立ての漬け地を作る。
4.揚げたての茄子を漬け地に浸し、味をなじませる。

5.器に盛り、仕上げにけしの実を散らして完成。

ポイント 揚げたての熱いうちに漬け地に浸すことで、味がしっかりと染み込みます。
けしの実は香ばしさのアクセントになるので、仕上げにひとつまみ添えて。
④ 食用菊と春菊のひと口俵むすび

食用菊の黄色と春菊の緑を混ぜ込んだ、彩り豊かな俵むすびです。
ひと口サイズなので、重陽の節句のおもてなしやお弁当にも取り入れやすい一品です。
材料(2人分)
- ご飯:2合(炊き上がり約660g)
- 寿司酢:大さじ3〜4
- 食用菊:1〜2輪分の花びら
- サラダ用春菊:3〜4本(細かく刻む)
- 白ごま:大さじ1
作り方
1.温かいご飯に寿司酢を加え、切るように混ぜて酢飯を作る。
2.食用菊は花びらをほぐして加える。

3.サラダ用春菊を細かく刻み、ご飯に加える。
4.白ごまをパラパラと振り、全体をさっくり混ぜ合わせる。

5.一口で食べられるくらいの大きさに取り、小さな俵型のおにぎりに整えて完成。

ポイント 食用菊はさっと熱湯にくぐらせてから加えると、色鮮やかに仕上がり、独特の香りもやわらぎます。
花びらは混ぜすぎず、ところどころに彩りを残すように散らすのがおすすめです。
菊の香る食卓を、愉しみませんか

春菊のほろ苦さ、菊花のやさしい香り、茄子の艶やかな色。
どれも派手さはありませんが、器と合わせることで重陽の節句らしい静かな華やぎが生まれます。
前回ご紹介した新商品とあわせて、この週末はぜひ、菊と春菊の一皿から秋の始まりを愉しんでみてください。


